阪神・淡路大震災追悼の碑・銘板 除幕式
【阪神淡路大震災】
阪神淡路大震災から25年
追悼演奏に行って参りました。
兵庫県宝塚市からのご依頼です。
銘板が完成する除幕式での追悼演奏です。
参列者は、議員さん、ライオンズクラブ、そしてご遺族の方々です。
僕は阪神淡路大震災の年に生を授かりました。
震災発生から十ヶ月後に福岡で生まれたため、震災のことはあまり分かりません。
軽々しく言えたことでは無いですが、亡くなった方々の思いを背負って生まれてきたのではないかと感じ、そのような覚悟を望んで演奏をしました。
手笛というのは、演奏している形が『祈り』の形なので、追悼演奏にも合っているのではないでしょうか。
曲目は、一曲目に「糸」、二曲目に、花の名前から名付けた「シオン」を演奏しました。
糸は、亡くなった方のご遺族が縦糸となり、僕が横糸となり、一緒に祈りを捧げたく選曲しました。
シオンは、花言葉が『追憶』
-亡き人を想って偲ぶ-
という意味にも捉えることができます。
演奏中泣いてくださる方もいらっしゃいました。
これほど沢山の感情が渦巻く演奏はなかなかありません。
震災の痛みを伝えていく、というのも僕の使命の一つとなりました。
「備えあれば憂いなし」
とまでは言いませんが、自分の身と大切な人を守れるくらいの備えは必要だと思います。
テレビや新聞にもいくつか紹介されたそうなので、興味ある方は調べて見てください。