大学講演会 -大学生は大学生で悩みが尽きないのね-
久しぶりに大学での講演会の仕事をいただいた。
2つの大学で
6月は特に多くて、
「福岡大学」で2回
「筑紫女学園大学」で1回
講演の機会をいただいた。
芸術性が求められる「公演」は慣れたものだが、
題目について語る、トークが中心の「講演」はやはり緊張した。
福岡大学は「ゼミ」での講演と、「経済人類学」での講義の一コマ。
筑紫女学園大学でも「ゼミ」に呼んでいただいた。
懐かしの福岡大学。
我が母校。
ハッキリ言って、僕の仕事とは畑が違うので、お金をいただくレベルの話は到底できたものではない。
話せば話すほどこんがらがって、コンプレックスが浮き彫りになる。
しかし、機会をいただいたからには全力で挑む。
話の内容としては、僕の人生を語るという、学問とはかけ離れたものではあるが、自分にしかできない話。
普段行っているコンサートは、人のそれぞれ持つ感性に訴えるため、感じられ方を皆に委ねることになる。
逆に、講演というのは、自分のことで直接感じたことや経験を語るので、伝えたいことを具体性を持って伝えられる。
そこに魅力を感じる。
僕自身、福岡大学に通っている時期に音楽を始めたので、学生時代が人生を変えてくれた。
多くの人にとって、大学生というのは人生の最大の転換期であると思う。
そんな貴重な時期に、僕の言葉で少しでも進む勇気を与えられたり、刺激を与えられたらなと思うのです。
講演終了後、声をかけてくれる学生がいたり、SNSでのDMでメッセージをいただくこともあった。
こうやって、生の声を聞くことができるのが一番の幸せ。
たくさんの悩みを聞くこともできるし、たくさんの質問をいただいた。
大学生は大学生で、人生に悩み将来に不安を抱いている。
僕も初心を思い出した。
最近活動を行う上で重要視していることは「やる意味」。
多くの先輩方に色々な事をいただいてきた。
それを今度は僕が下の世代に恩返しとして語り続けたいなと、強く思うのです。