【ひとり親家庭を支援したい】

【ひとり親支援】

僕のような子が一人でも減ると信じて行っている試みです。
音楽家としての現在、お金が無かった過去、自分にしかできないことがあるのでは無いかと思います。
現在「コロナで苦しむひとり親家庭支援」を掲げてます。
今はコロナ禍ではありますが、なんとか楽しく音楽を仕事にしてご飯を食べていくことができている幸せがあります。
しかし、生きていくことに精一杯だった過去があります。
音楽を始めたての頃。
もちろんその頃も大変でした。

両親の離婚

でももっと大変だったころは15歳でした。
両親の離婚です。
15歳から母子家庭に。
僕自身、父と一緒に住んでいながら数年会話すらありませんでした。
もちろん母も弟も、父とは家族でありながら他人同然です。
何の仕事をしているのか。何が好きなのか。
何も知りません。
そして、給料以上のお金を使う父でした。
そんな父を見ていて、母が可哀想に思えました。
母のパートのお金で飢えを凌ぐ日々です。
そんなことがあり、15歳で母子家庭へ。
中学生だったのにも関わらず、家庭の貯金事情に首を突っ込み、一緒に頑張っていました。
母と弟と、三人暮らしが始まりました。
高校生になった僕は毎日家族分の夕飯を作っていた記憶があります。
お小遣いはないので、年間5000円程度で過ごしていました。
学食に行くこともなく、放課後友人と遊ぶお金もありません。
母はというと、毎朝、日が登る前、5時に起きてお弁当を作ってくれました。
そして、家事をこなしながら毎日パートに行って、身体もボロボロだったことでしょう。
弟は絶賛反抗期なので、母にかかる負担は計り知れないものです。
そんな環境だったので、もちろん音楽に挑戦するお金もありませんでした。
楽器を買えなかったんですね。
なので、「手笛」というお金がかからないものに行き着きました。
僕は手笛があったので良かったですが、
"お金がない"
これだけの理由で夢を諦めてしまう子がたくさんいるのが現実です。
『そんな子を少しでも減らしたい』
そんな思いから始めたのが、
「CDの売り上げの一部をひとり親家庭に寄付」することでした。
僕自身コロナで仕事がほとんどありません。
しかし、もっと困っている方が沢山いる現状から目を逸らすことはできませんでした。
ひとり親家庭の6割近くが年収200万円以下で過ごしているそうです。
例に漏れず、僕も年収200万円以下の家庭でした。
それで子供二人育てて大学まで出してくれるなんて...感謝ですね。
母はコロナの煽りをモロに受けて、職を失いました。
ハローワークにはまともな仕事が残っていないそうです。
まだ中学生や高校生の若い子を持つ親が同じ目にあっていたら、と思うと、悔しいのです。
本当に微力ですが、僕の力で一人でも笑顔を作れればな、なんて思っております。
こんなことを考えながら、音楽をしています。
ひとり親家庭を支援することが母への恩返しにもなるのでは無いかとも思っています。
集まったお金は支援金サイトを通じて、寄付する予定です。
夢に挑戦できる子が少しでも増えて、お金で苦労しない家庭が少しでも増えれば良いなぁという気持ちでいます。
皆さんのひとり親家庭への理解が少しでも深まれば良いなぁと思って、長文ですが書きました。
読んでくださってありがとうございます!
CDはコチラから購入できます。
売り上げをひとり親家庭に支援します。
どうぞよろしくお願いします!